市議選前倒し投票
今日は市議選の不在者投票に行ってきたぞ。
本投票日は明日であり、行くのには問題ないのだけど、うっかりすっぽかしても嫌なので前倒しという奴だ。
投票場は土曜日という事もありにぎわっていたけれど、一つ面倒くさい手続きがある。
前住んでいた自治体ではこんなことなかったと思うのだが、わざわざ不在者投票の理由を書類に書かないといけないのだ。
書類にはご丁寧に『上記の内容に偽りがない事を誓います』と印字されている。まあ、嘘は書かないからいいけれど、偽りがあった時はどうするんだろうか?
投票した一票が無駄になるのか?
しかし現代日本の選挙は秘密選挙が保障されている。
不在者投票の理由に虚偽申告をしたくらいで投じた一票が無効になるのならば、我が国の秘密選挙は随分と脆いものだね、とあきれ返る。
まあ、嘘を書くわけにもいかないので、わしはいつも不在者投票の理由を『学問のため』にマルを付けて提出する。
生きていること自体が絶え間ない学びだからだし、家や喫茶店で好きな小説や漫画の分析をしたり、或いは史跡の見学に行くのも学問と言えよう。間違いはないだろうと考えている。
投票先は昔からほぼ一つの政党に絞ってきたから、今日も迷うことはない。
どこに入れるかは敢えて書かないが、父母もマイミクさんも全く支持してくれないところだ。
まあ、彼らの意見も大いに頷くところはあるが、しかし選挙は宝くじでも自分自身が王になる場でもない。
自分自身の一票は無力ではないが、その他大勢の国民・市民の中のたった一票にしか過ぎない非力な存在だ。ならば、他人の動向を見た上で自分なりのバランスを取って投じるのがベストではないか。
私の支持政党は、与党になるには実力が足りないかもしれないが、少数意見を代表する彼らの議席が一つでも多くなれば、今の弱肉強食な世の中も少しは住みよくなるのではないか。
そう信じるから選挙は欠かせたことはない。
ま、結果についてはいつも受け入れがたい物だけどさ。