SERIEが遅い〜SHL21の限界
【1.三年前から現代人】
AndoroidスマホのSHL21を使うようになり、気付くと2年と8か月くらいの期間が経過していた。
最初は流行りのLINEもできる! イロイロな情報にすぐアクセスできる! とヒャッハーな感じで、家計簿アプリも使って高い通信費に対抗するように財政を引き締めていた。
課金サービスもGPSも使わず、ひたすら慎ましく節制をしてきた、つもりだった。が、気が付くと2年目になろうかという昨年10月から急に動作が重くなり、そこから長い戦いが始まった。
【2.メモリとの戦い】
まずはメモリ占有率。
これは様々なアプリがあるけれど、スマホ内部を漁っていると、ウィルスバスターモバイルでバッテリーやメモリの最適化ができると分かった。
見ると、プレインストールされている使わないアプリがちょこちょことメモリを食っていたので、「設定」⇒「アプリ」画面でデータ削除と無効化の作業をしてみた。
PCだったら管理者権限で一気にアンインストールできる(root化って奴ですな)ものだけど、スマホのアプリが個別でどんな動きをするかもわからないし、いつ落すリスクがあるとも言えないのでそれはさすがにしたくなかったのだ。まあ、ついでに言うとroot化して戻す作業で失敗して何かあっても嫌だったというのもある。
これでフリーズは多少改善された……はずだった。
喜んでネットサーフィンをしたり、無料アプリの恩恵にあずかっていると思いもよらぬ事態が発生した。
【3.ストレージさんも参戦!】
今度はストレージの容量が足りないというのだ。
んな馬鹿な。
今となってはそんなに大容量ではないかもしれないが、買った時は大枚をはたいて32GBのSDカード(これを大枚と表現するわたくしのお財布事情を察していただけると大変助かる)を使っているのだ。
スマホをUSB接続してSDカードのプロパティをPCで見ても容量は半分も使っていない。いぶかしみながらまた「設定」の「アプリ」画面を見てみるとよからぬことが発生していた。
SDカード側にアプリをインストールするようにしたのは容量問題が発覚する前だったのだが、既存のアプリが度重なるアップデートや、家計簿ソフトか何かで容量を食っていたのだ。また、移せる物をSDカードに移して、アプリのインストール先をSDカードにしてもどうもいけない。これ以上インストールできなくなった。
しかし、本体のROM容量16GBのうち、4GB程度しかアプリって使えないんだね。
唸りながら、しかし新しいスマホにホイホイ買い替える程のお金はない。
第一、ROM16GBって当時('14年秋)も、現在('15年初夏)も、ハイスペックではない安めのスマホの容量だ。
しかも、メモリ。2GBのメモリでこんな有様だから、少なくとも3GBの機種は欲しい。結論、やはり買い換えるならばハイスペックスマホ。
使い方が悪いのかもしれないけれど、悲しいかなそれはある程度見直す機会があった。この晩春、スマホが勝手に再起動してついには電源が入らない悲劇から、サポートプランで機種はそのままに本体を一度取り替えているんだな。
一度リセットをかけたような状態で、初めからいらないアプリを削り、家計簿アプリはローカル保存ではなくクラウド化し……それでもほっとくとメモリの使用率は89%に到達する。
【4.スマホとの距離】
結局、今に至るまでうまい解決方法は見つかっていない。
強いて言えば、買ってからずぶずぶスマホ泥沼にはまっていったので、使うのを自粛するくらいだ。
まあ、それもいい。
家には未読本やプラモがだいぶ積みあがってきた。
消化しながら、いらない物はBoook-OFFに持って行こう。まあ、買取の待ち時間で目にする物は結局スマホになるのだけど。