水樹奈々若かりし頃。

 ……つーのも失礼なんだけど、まあしかし94年の話しとなると15年前であり、これまたそう言わないのも失礼な気がする。

 何か、つーと去る1月10日にNHKで放送したNHKの新世紀アニソンSP2で、当時中学三年生だった水樹奈々が『10周年記念全国歌謡選手権大会』で優勝した時の映像が流れていたのだ。

 一見してとにかく若い! 私がラジオ『水樹奈々のスマイルギャング』をよく聴いていたのは数年前だけど、その時は子供と間違えられたエピソードがよく披露されていた。
 けれど、やはり中学3年生という初々しさはまた別格ですな。
 それでいて、顔立ちや居住まいは今とほとんど変わらない。 唄っていたのは、「河内おとこ節」、「千年の古都」とまさに演歌。
 こういう曲唄う時って普通和服だと思うでしょう? でも、この時の近藤奈々さん(本名)は今でステージやCDのジャケットで着ている衣装と通じるフリフリでゴージャスなドレスに身を包んでいたのだ!
 デビューからブレイクまでの間で印象が変わる声優さんていうのは確かにいる。
 それはまあ、本人の嗜好や事務所の売り出し方の変化だったりもするのだろうけど、少なくともこう言える。
 水樹奈々は、原点からブレていない、と。

 おまけ動画:地上波放送された新世紀アニソンSP2で水樹奈々が歌った「PHANTOM MINDS」です。