4/27(火)クルトガを購入してみた。
マイミクの雅さんや、3月までいた職場の上司が使っており、かねてより気になっていたシャープペンシル『クルトガ』を購入しました。
【クルトガとはなんぞや】
uniのブランドで筆記用具を展開する三菱鉛筆の開発したシャープペンシルで、08年の3月から販売されています。
既存のシャープペンとの一番の違いは、先端に仕込んだ特殊な小型ギア構造『クルトガエンジン』の働きで、1画につき約9度芯が回転し偏減りを防ぐ構造になっている点。
これにより、芯先が斜めになり字画が太くなる、鋭くなった芯先が折れて紙を汚す、など鉛筆・シャープペンに付きまとっていた問題を解消したことがウリになっています。
販売されているのはプラ製のスタンダードモデルと、金属製のハイグレードモデルの2種類。今回は前者をコンビニで衝動買いしました。
【効用】
書いてみると、確かに違う。
書き始めの細い線がいつまでも持続的に引けます。
ギア機能については、音もしないし、噛み合わせに失敗することもないようです。重量も軽く、クルトガエンジンについてはほとんど意識する事はないでしょう。
また、普通のシャープペンなら芯が折れる筆圧で書いても問題ありません。
わたくし個人としては、試験勉強とかでノートにモノを書くのは、『内容をまとめる』というよりは、『体で覚える』要素が強いので、この筆圧の強さというのは、実に大事なのではないかと愚考しますです。
そう言えば、ドイツ発祥のシュタイナー教育でも、小学校低学年では高い学力を身につけさせるよりは、クレヨンで太く線を引かせたり、アルファベットを大きく書かせるフォルメンなどをしていると聞きます。
やはり筆圧の刺激が脳に与える影響はバカにできないんじゃないかと思うから、その面からでもクルトガ、お勧めですな。
【効果を視認】
握りが透明になっているだけあって、クルトガは、エンジンの回転が目視できるようになっています。
ペン先の黒い部分をつまんで押し込むと、クルトガのマークがついたオレンジ色のパーツが歯車と噛みあい、わずかなずつ回転するのが見て取れます。
下の写真は未開封のクルトガと、数日使ったクルトガの2ショットですが、オレンジのパーツに描かれたマークの位置の微妙な違いが見て取れると思います。
【おしまいに】
買ってから1週間と経ちませんが、クルトガで書くと字がきれいになり、紙でものを書くのが楽しくなります。
具体的には、クルトガで勉強したJP1認定エンジニアに合格したくらいです(苦笑)。
今までは残り芯1ミリまで使えるシャープペンを愛用していたのですが、これは乗り換え時かもしれません。
近日中にハイグレードモデルを買おうかな……。