6/20(日) iPad、おさわり!
【1.渋谷アップルストア】
マイミクのACミラン氏と渋谷の四畳半神話大系プレミアムショップに行ったついでに、近くのアップルストアに行きました。
お目当ては、やはり今話題のiPadであります。
ショップに入るとなかなかの壮観でした。大きなテーブルに所狭しと並ぶiPadに取り付く人、人。
圧倒される多さですが、並ばなければいけないと言うほどではありません。
二台のiPadが、並んで空いていました。
【2.おさわりの感触】
早速Safariを起動したACミラン氏は、痛いニュース、続いてyoutubeを見出しました。
A「画面が小さくて見にくいな」
狸「まあまあ、そこはデスクトップにあるTVのアイコンをクリックして見るんだ」
A「おお、見やすい!」
こちらも動画あさりとしますか。
狸「おお、それより見ろよ! 『ラブ』まで入れると2件目に『ラブひな』、4件目に『ラブプラス』って出てくるぜ!」
A「先に誰かが入れたんだろう」
いやあ、まあ、そうなのだが、渋谷というおたく的アウェイの地で、こうした事が見られるのは、小さな喜びでございますね。
なおもyoutubeに取り付くミラン氏でしたが、こちらは試したいことがあり、店員に声をかけました。
【3.キーボード】
狸「すいません、外付けのキーボードってありますか? 試してみたいんですけど」
やはり文章書きとしては、筆記能力が気になるものです。
iPadのキーボードサイズはちょうど良い配置で、タッチパネルは旧式なパソコンのように深く押し込まなくていいため、打っていて疲れません。
とはいえ、やはり感触のあるキーボードの方が実感があるし、誤タッチによるミスタイプもないというものです。
店頭の展示用iPadにキーボード付きモデルはありません。いささか無茶なお願いでしたが、バックヤードからすぐにキーボードを出してくれました。
キーボードを接続すると、縦長の妙なポジションになりました(※下の写真は、iPod touchとポメラを組み合わせたイメージです)。
一般のPCやポメラのように横長のポジションには出来ないとの事。
いささか妙な画面配置ですが、よく考えるとこれ、縦書きをする環境で威力を発揮できそうです。
既存のアプリでは縦書きエディタはありませんが、今後開発されると面白そうです。
キータッチ自体は軽快で、非常に打ちやすいです。
ただ、重心の高い配置に対するカウンターウェイトのためか、本体よりキーボードは重いです。
この配置と重量から、移動中膝の上に載せてタイピングとは行かないようです。
どちらかというと、屋内用の付属品だと思いました。
店員に謝辞を述べ、ACミラン氏と合流しました。
【4.まとめ】
IT機器、特にPCの代用として考えると、いささか役不足な点は否めません。
アプリ産経新聞はA4サイズの画面でも拡大しないと見にくいし、重さの割には裏側がつるつるでグリップのしにくさを感じました。
この日は確認しなかったのですが、後日ヨドバシで店員に確認していると、iPod・iPhoneと同様、Flashは再生されないようです。
やや半端でありますが、どこでもインターネットができるデジタル筆記用具が手に入るのは、やはり魅力的です。
ただ、既存のIT機器の延長にある物と考えるのは邪道かもしれません。
今回我々は、家でインターネットをするようにiPadを楽しみました。が、ショップではテーブルホッケーやピアノなどのアプリを楽しんでいる人たちがいました。
遊び道具と割り切った方がいいのかもしれないと思わされました。
とりあえず、今後の進歩に期待といった感触を得て、二人で店を出たのでありました。