10/23(土)新型DDの名前は『あきづき』


 以前『世界の艦船』のレビューで紹介した進水直前の海上自衛隊の新型DD型護衛艦の名前は『あきづき』に決まったようです。

 『むらさめ』型、『たかなみ』型と初期海上自衛隊のDD型護衛艦の名前を継承する艦を就役させていた傾向を考えるとまずまず予想できたネーミングではあります。また、第二次大戦に参加した秋月型駆逐艦が艦隊防空を担うフネであった事を考えると、FCS-3とESSMを搭載して僚艦防空を行える19DDとしてはふさわしいといえましょう。

 ただ、個人的には海上自衛隊としては2代目になる『はるかぜ』の名前を継承するフネが出てこないものかと思います。
 今後艦隊防空艦は山の名前を使うようなので、『かぜ』の名前のフネもDDG限定でなくてもいいように思います。ただ、『はたかぜ』型が退役するまでは難しいのか、それとも第二のエポックメイキング的なフネのために残してあるのか。

 さて、直近で『つき』の名前を冠した『たかつき』型は就役後にFRAM改装を行い、30年以上現役にありました。
 世に出るのに曲折あった新しい『あきづき』型もまた長く大事に使われるフネであって欲しいものです。