なんかグダグダした日記ですが

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『お前らが老人になったら「昔はけいおん観とったな…」とか言うの? 』

 何とリアルな……これが笑い話に思えないのは、おたくをただ単に思春期の気の迷いではない事をつくづく感じているからだ。
 例えば、広島出身者が親子そろってカープファンだったり、重度なミリタリーファンや鉄道ファンが子供に趣味を伝えるように。
 一生足抜けできない・あるいはしない趣味という物は確かに存在するのだ。

 ハルヒけいおんは、美少女の萌えを描きながらも、思春期の恋愛や部活動を描き、きちんと一般向けのパッケージをされている。
 それは例えば、『となりのトトロ』で描かれた古き良き農村共同体のような、誰しもが一度は経験したい、あるいは経験できる社会や、かすかな恋愛体験を何倍にも増幅して仕上げているのだ。

 だからこそ、ずっと楽しめるし、『おまえら=俺たち』だけの物ではなく、子子孫孫まで伝えていきたいとも思うし、そうならなくてもそうしたテイストやスピリットを受け継いだアニメがこれから作られ続けて欲しいと思う。
 アニメは文化だ、などと言う前に社会や異性、あるいは自分自身や夢について感じるモヤモヤは、いつの時代でも変わらないだろうから。