ショートメール、使わないなあ

「ショートメール」って、使ってる?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース 「ショートメール」って、使ってる?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース

 学生時代ならばともかくとして、曲がりなりにも社会人になってくると、お金に余裕が出てくる。
 携帯もいつの間にかweb閲覧のためにパケット制限のないダブル定額になり、学生時代は結構お世話になっていたCメールとは縁が遠くなってしまった。

 で、そもそもショートメールってそんなに意味があるのか、というのが今回の疑問である。
 お金のない学生時代だって、ショートメールの字数制限は結構不自由に感じており、1通の物が2通になって結果としてEメール以上の高値になってしまったり、送信に失敗する事もかなりあった。
 値段そのものの魅力自体が薄い上、不便さを思うと今回のシステム変更って何が特になるんだろうか?
 電話番号しか知らない相手とのメール? いやいや、携帯の番号を交換するくらいならばついでにメールアドレスも交換するし、本家の電話だってある。
 まあ、連絡するのに失礼な時間帯だってあるだろうけれど、それだって翌日の昼間にすればいいような気もする。

 最近使った記憶は、どうしても連絡取れない相手につながらない時に相手の状況を確認する時くらいだろうか。
 相手が電波の届く地域にいたり、電源が入っている場合、ショートメールはストレートに届く。
 そうでない場合はセンターに蓄積されるから、それで相手の動向がある程度分かるのだ。
 あって困るものではないが、今更解決しても遅い。せめて番号ポータビリティ性の導入と同時期だったら嬉しかっただろうに。

 外国だとショートメールは当たり前、というからどこかの外資系企業がショートメールシステムでも売りつけて儲けたのだろうか。
 国際標準も大切だろうけれど、そもそも日本の携帯キャリアって海外に打って出るんだろうか?
 しないのならば、どうも無駄なシステム投資に思えてならない。
 日本のスマートフォンを海外へも輸出できるようにaudocomoの電波規格を国際標準に合わせたり、ソフトバンク基地局を増やす事などを優先した方がよほどいいような気がする。

 グローバル化が経済発展のカギだ、というのは簡単だけど、実際には非正規雇用が多くなって日本人全体の中でお金を払える人が減少しているのと、少子高齢化で『日本人』のマーケットがこれ以上拡大しないからこそ、主体性なくいらぬシステムを導入したように思えてならない。