この風景も通過点
女の子に「マジメすぎてつまらない」と思われる話題9パターン|スゴレン
【1.はじめに】
スイーツ(笑)とまとめてしまいがちな記事だけど、記者さんの主張とここの細かなインタビューのコメントが異なっているので、なんとなく面白い構図が見えてきたぞ。
【2.届かない存在に手を伸ばし】
ここでの男性の姿って、女性の前で良いところを見せようとして空回りをしている姿に他ならない。
この空回り振りって、自分自身に興味のない相手に対して自分がすごいんだ、というところや自分の見ているものが素晴らしいから仲間になって欲しい、という願望の現れなのよ。
届かない存在に手を伸ばし、自らの側にとどめ置きたい儚い願いが、すれ違いに終わればこの記事のような結果をもたらす。
悲しいかな、確かにそうなのだ。
一人で営々と築きあげたマニアックな知識は他者に向ける話題としてに洗練されていない、或いは洗練されていても、対立する相手を論破するための技術のみに長けているものだ。
まず第一にプレゼンとして面白いものかどうかが微妙であり、けして親密なムードを盛り上げるのに使える物ではない。
ま、それでも両想いか、ある程度認めてくれた女性ならば真面目に聞いてくれるだろう。わずかでも趣味に共通点があれば話題も広がるだろう。
賢明な、もしくはある程度の経験を積んだ男性ならば、しないかこの話題をリトマス試験紙にして、その後手を引きそうなレベルの出来事である。
が、経験が少なかったり、本格的に恋愛スイッチの入った男性となると、これがまた別なのだ。
歯止めは効かず、泥沼状態に突入していくわけですな。
【3.痛々しさ=男らしさ】
男性とはそうしたプライドを満足させたい欲求を持っているものだ。それは痛々しさを帯びているのだけど、そこに自らのレーゾンデートルを見出すところがまた可愛いところなのだ。
この記事で頷いている女性陣に対しては、痛々しさを受け入れる心の広さを持ってほしい。
貴女の彼氏や親兄弟、或いは子供だってそういうところはあるはずだから。
まあ、それでどうでもいい相手からのアタックが続いても困るのだろうけれど。
【4.人生の通過点】
結局のところ、この記事で描写される出来事も、男女恋愛変遷の一コマに過ぎないから、個人個人の中で結局解決が付く話だろう。
男性は、アタックする相手に求める物を、ルックスから知的さや包容力に変えるなり、ユーモアのセンスを磨くべきだ。
女性は、話題のつまらない男であっても堅実さや上昇志向をもっているのか、生活に協力してくれそうなのか見極めてパートナー選びをするべきでしょう。
少なくとも、『マジメ過ぎる話は退屈』は男女関係の先にある子育てにおいても温存され続けていてはマズイと思うのだが、いかがだろうか?