シャアが法然！？ - 潜む狸の日記

　今東京国立博物館でやっている企画展『親鸞と法然　ゆかりの名宝』展に行きたくてしょうがないっす。

　お目当ては親鸞。肉食・妻帯を許し、のちの一向一揆にもつながる浄土真宗の教えとパワーというのは、きちんと勉強しておきたいっすね。
　また、宗派が大きくなるにつれて内部での派閥の分裂とかもあり、相当のドラマが隠されているように思えます。

　ただ、今回の展示の目的はそれだけではないんですな。
　目玉は音声ガイド。
　法然の声を池田秀一、なんとシャア・アズナブルの中の人がやっているんですな！

「認めたくない物だな、自分自身の修行不足の過ちという物は」
「見せてもらおうか、鎌倉の新しい仏教の教義とやらを！」
「見えるぞ……私にも浄土が見える！」
「衆生の救いとならなければ――どうという事はない！」
「如来様、私を導いてくれ！」
「親鸞、同志になれ！」

　いやあ、こんな台詞が次々と飛び出したらどうしようとかワクワクするんですが、まあ完全に邪道な楽しみ方ですよね。
　ネタを除いても純粋に見に行きたかったりもするんですが……、片道2万3千円が壁ですなあ(苦笑)。