Edy、Edy、Edy……


【1.ちいなな幸せ】
 最近の小さな楽しみといえば、コンビニで買い物をするとき、Edyと呼ばれるカードで支払いをする事である。
 とはいっても、クレジットカードではない。
 Edyとは、プリペイド式の電子マネーである。
 具体的にはSuicaとかPASMOみたいに、ICカードにマネーを貯めてタッチで支払いができる21世紀型ツールなんですな!


【2.Edyとはなんぞや】
 いやいや、貴様Suicaデポジットを払うのが嫌だとか、Suicaに金を入れても利息が付かないから嫌だと言っていたではないか、ブルジョア的な発想は総括せねばならんと爪弾きにされそうなお話だけど、待ってほしい。
 少し申し開きをさせてほしい。

 Edyとは、ユーロ(Euro)、ドル(Dollar)、円(Yen)に次ぐ第4の基軸通貨になってほしいとの願いから三つの頭文字からつけられたものなんですな。
 なんやらインターナショナルな名前だけど、その通り、デポジットなんてスケールの小さなことは言わずに作成は無料!
 おまけに、全国の主要コンビニではほとんど使えるというどーんとした安心感があります。
 そして、カードの最大のうまみは、名前に恥じず遠くにつながっている。
 このカード、使えば200円ごとに1マイルANAのマイルが貯まるんですな!

 いやいや、新幹線も通らない日本の南西の端っこで暮らしている身の上としては、たまには本州の空気を吸いに行きたいもの。
 ただ、航空運賃は高いものだし、下手に地方からさらに地方の観光に行こうとすると、飛行機の乗り継ぎになるんですな(涙)。
 直近では、藤沢周平の故郷である山形に行きたくてたまらないっすが、ネックになる航空運賃を日々の生活で少し積立られないかと考えたとき、Edyというのはおいしい選択肢になるんですな。


【3.悲喜こもごも】
 こうなると、少しでもEdyで支払いをできる機会を増やそうと虎視眈々となるわけですが、宮崎だとなかなか機会がないものです。
 コンビニやマック、GEOくらいならばなんとかなるのですが、意外なところではTSUTAYA吉野家で使えなかったりもします。

 うーん、沖縄の吉野家全店にEdy導入とか、八丈島でのEdy導入がニュースになるわけですね。

沖縄県内の吉野家全店にEdyが導入

沖縄に次ぐ第2の「Edy 島」になれるか?- 八丈島で 導入進む

 個人的には、宮崎県を今後発展させるとしたら観光はやはり欠かせないので、見習ってほしいところでもあります。

 もちろん、Edyを使ったからといってそう簡単にマイルが実用レベルに達するわけではありません。
 換算率は、200円使用ごとに1マイル。
 片道の航空券をゲットするには、7500マイル必要で、のべ15万円くらいの生活費をコンビニで払ってやっと片道になるので、純粋にEdyだけに期待するのはちと厳しいものであります。

 ただ、今まで飛行機に乗ったマイルと併用して足しにしたり、ほぼ同率か倍のマイル換算レートの持つ楽天カード*1と併用すれば、貯まらなくもないでしょう。
 また、Edyでもたまに決まった額を入れるとマイルを余分につけたり、抽選でキャッシュバックするキャンペーンもやってるんで、地道に行きたいと思いますです。

 さて、日記も書けたし、藤沢周平の『小川の辺』のDVDでも見ようかな……。

*1:一般使用は100円1ポイント、楽天市場ならば100円2ポイントが付き、25ポイント単位で2楽天ポイントが1マイルに換算できます。